EDHの構築劇場～好きなカードから決める場合～
2011年12月1日コメント (2)よくDNでEDH初心者向け構築講座～みたいなのやってますよね。人によって結構差が有るのが見てて楽しいので、自分も書いてみる。
決してネタ切れなんかじゃないんだからねっ
さて、こういうのって大概「好きなジェネラルを決める」とこから始まってると思いますが、いきなり好きなジェネラルって言われてもねー、って人もいると思います。
というわけで表題にもあるように今回は「使いたいカード」からデッキを作ってみます。
自分の使ってるデッキでというと《始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragon》《精霊の魂、アニマー/Animar, Soul of Elements》《上位の大蛇、ささ弥/Sasaya, Orochi Ascendant》はジェネラルから決めているので、ドラルヌを例に出して構築開始。
まず、ドラルヌを構築する際に「使いたい！」カードとして選んだのが《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》。
知らない人もいないとは思いますが、一応カード紹介。
プレビューで初めて見たときからｷﾏｼﾀﾜｰ!!状態になったカードです。能力もイラストもフレーバーも好み。
さて、このカードはライブラリーを消し飛ばしてドローしたら勝ち、というクリーチャーです。
というわけでこのクリーチャーと相性の良い、ライブラリーを消し飛ばせるカードを探してみましょう。
Thought Lash
Demonic Consultation
《命運の鏡/Mirror of Fate》
《地ならし屋/Leveler》
《預言する妖術使い/Divining Witch》
後は無限ドローでも勝てますが、無限ドローなんてデッキ構築してたら放っておいても出来るんでとりあえずスルー。
上記に上げたカードのうち、実用に耐えるものを選びます。
妖術使いは召喚酔いするので論外、命運の鏡と地ならし屋は重い上に使い道が無いので除外。
スルーラッシュはまあ使い道が無くはないものの、重さが気になるのでスルー。
偏執狂が除去されると終わってしまうコンボなので、ターンを返さずに決める＝軽いカードの採用となります。
というわけで偏執狂の相方はデモコンに決定。
ここまでで色は青黒が確定します。ここに色を足すかどうか、という選択。
今回は2色にしましたが、よく考えれば白を足せばセファリッドブレックファーストで偏執狂を吊り上げて勝ち、というプランが取れるので足すべきだったかもしれません。完全に忘れてた
まあBtBも使いたかったからいいもんね！ということに。
カラーが青黒に決まったところで、ジェネラルを決めましょう。
青黒の定番といえば《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae》ですが、こいつは自身がフィニッシャーすぎて偏執狂を使う意味をあまり見出せない＆身内で使ってる人がいるのでスルー。
他に何かいないかなー、どうせなら面白くて実用的なのがいいなー
《死者の王、ドラルヌ/Dralnu, Lich Lord》
《死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born》
《川の殺し屋、シグ/Sygg, River Cutthroat》
《目覚めし深海、レクシャル/Wrexial, the Risen Deep》
《噛み付く突風、ウィドウェン/Wydwen, the Biting Gale》
びっみょー
グレムグリンはサクリ台になれるのはいいけれどウーナの下位っぽいので無し、レクシャルとウィドウェンは一回組んだので無し。
というわけでシグかドラルヌということに。シグちゃんもいいんですが、ドラルヌの後ろ向き過ぎるマイナス能力が気に入ったのでドラルヌに。
Princess Lucrezia？ いねえよそんなクリーチャー。
さて、ここまでで《死者の王、ドラルヌ/Dralnu, Lich Lord》でデッキを組むことが決まりました。当然青黒。
あとは偏執狂とデモコン、偏執狂が除去されないように《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir》までは決まり。
残り96枚、とりあえず、青と黒が入っていたらほぼ固定といえるカードを詰め込みましょう。
《リスティックの研究/Rhystic Study》
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
Demonic Tutor
Arcane Denial
Force of Will
《誤った指図/Misdirection》
《否定の契約/Pact of Negation》
《闇の腹心/Dark Confidant》
《金粉のドレイク/Gilded Drake》
《渦まく知識/Brainstorm》
《思案/Ponder》
《定業/Preordain》
Lim-Dul’s Vault
こんなところかな。
続いて、青黒2色でテフェリーと使うということで重めのデッキとなることが予測される。
さらに、ドラルヌの召喚酔いを説く必要があるので中～長期戦を見据えたカードを入れる。。
速攻デッキに比べてカウンター、除去、重めのドローソースをマシマシで。
《粗石の魔道士/Trinket Mage》
《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》
《未来の大魔術師/Magus of the Future》
《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》
《闇の後見/Dark Tutelage》
《思考の泉/Mind Spring》
《時のらせん/Time Spiral》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《袖の下/Bribery》
Mystic Remora
《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》
《法務官の掌握/Praetor’s Grasp》
《殺戮の契約/Slaughter Pact》
《殺し/Snuff Out》
《滅び/Damnation》
《苦痛の命令/Decree of Pain》
《対抗呪文/Counterspell》
《交錯の混乱/Muddle the Mixture》
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
《エンチャント奪取/Steal Enchantment》
ここでパーツの取捨選択もしてしまいましょう。
例えば黒の定番パーツ、《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》。
強力極まりないカードですが、ドラルヌとのアンチシナジー＆効果的に使用するためには《暗黒の儀式/Dark Ritual》などのマナ加速を採用する必要があり、スロットを圧迫するので不採用にしました。
しかし、フェッチの再プレイや墓地対策カードを切らせるなど、未だに採用していないのが正解かは分かりません。買うのが嫌だった可能性までありますｗ
ここまでで残り62枚。次は勝ち筋の増加を試みます。
青黒といえば定番のモノリス系無限マナですが、無色しかでない以上それするならウーナのが万倍強いので採用せず、空いたスロットはユーティリティに回す。
テフェリーの採用は決まっているとはいえ、《知識槽/Knowledge Pool》はいま一つなので不採用。それよりも単体でもそれなり使えて、尚且つ軽い勝ち筋を探します。
法務官の掌握まで入っているので、他デッキでの採用率も考える。
《パリンクロン/Palinchron》＋High Tide
ハイタイドは高速でのスフィンクスの召喚や、重いカードのキャストに使えないことも無いので自然に盛り込めます。
逆に、ウーナと違って無限マナだけでは勝てないので他のカードも合わせて採用する。幸い、ドラルヌがいれば墓地のカードをFBしてなんなりと勝てるのでそこまで気にしなくてもいいですけど。
今回はユーティリティを兼ねて、既に入れている思考の泉の外に《狡猾な願い/Cunning Wish》を採用。
《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》＋生き埋め
オニギリのオラクル改定のおかげで黒だけで勝てるように。必要スロットが生き埋め、ウーズ、オニギリ、トリスケと4スロットも食うが仕方ないです。
必要マナが4と軽いのが長所、欠点は《拭い捨て/Wipe Away》で止められるのと墓地対策に弱い点。
墓地対に関してはどうせテフェリーじゃ止めれないし、ドラルヌの能力的に墓地を残したいのでむしろ墓地対を誘う意味でも悪くないです。
《核の占い師、ジン＝ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》＋《納墓/Entomb》＋リアニメイト呪文
《納墓/Entomb》はドラルヌと凶悪にシナジーってる（実質デモチューみたいなもの）上に、ウーズコンボで釣竿は入っているので無駄スペースなく採用。
重めの構成になっているのでギタクシアスは素プレイも可能。ボブがめくったら死にたくなりますが無害です。
《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》＋いろいろ
種になるマナファクトはどうせいっぱい入ってるし、使わない理由は無い。無限マナ無限ドロー無限バウンスとは素敵。
思い上に除去耐性なからテフェリー前提なのが泣けますが、きっと気のせいです。スペース1枚で良いのは素晴らしい。
未来予知＋独楽＋《エーテリウムの彫刻家/Etherium Sculptor》
こちらもスペース1枚で採用。《雲の鍵/Cloud Key》とのニ択になるが、
1、青い
2、モノリス不採用＝アーティファクトサーチを減らしている
3、3マナ変成カードの不採用
4、《激浪の多相の戦士/Riptide Shapeshifter》ちゃん可愛い！
ということで彫刻家を選択。それほど重要なコンボではないので割と気軽にFoWできります。
勝ち手段の増加はここまで。
無限マナ無限ドローからの勝ち筋が少ない(潮吹きの暴君、偏執狂、ウーズ、願いを全て抜かれると勝てない)のが気になりますが、《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》のような単体で弱いカードを入れるのには抵抗があるのでそのまま。
さて、次はジェネラルと相性の良いカードを入れていきます。
既に挙げていますが、《納墓/Entomb》のようなカード達ですね。当然、1枚でも強いことが前提。
《時間のねじれ/Time Warp》
《時間操作/Temporal Manipulation》
《時間の伸長/Time Stretch》
《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
追加ターン系は召喚酔い系ジェネラルの定番カード。ドラルヌ＋ねじれから次ターンには11マナ出ることになるので、ストレッチまで入れる。若干オーバーキル臭。でも楽しいから良し。
グリーブは《千年霊薬/Thousand-Year Elixir》も考えましたが、他にタップ能力持ちクリーチャーがいない＆なんだかんだクリーチャー多いのでグリーブに。
どうしようもなくなったときに偏執狂に装備させてエンドしたりも出来ます、一応。
さて、そろそろ枠も無くなってきました。土地＋マナソースを入れるともうあまり余裕がありません。
後は好みでオシャレ枠と各種メタカードを入れます。
《激浪の多相の戦士/Riptide Shapeshifter》オシャレ枠
《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》墓地対は嗜み。
《基本に帰れ/Back to Basics》2色の嗜み。
《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》オシャレ枠。ハイタイド＋BtBで基本土地も多いので。
最後は土地とマナソース。マナソースから行きましょう。
まず、EDH最強カードであり全てのデッキに入るMana Crypt。それには多少劣るものの、まあそれなりに強いSol Ring。
ボブやリス研、アリーナといった強力なカードを少しでも早く出す＆BtBに縛られない土地ということで《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》を採用。
長期戦視野のこのデッキでは《水蓮の花びら/Lotus Petal》は使えませんし、《金属モックス/Chrome Mox》は超強いですが「持っていない」という泣ける理由により不採用に…。
スフィンクスや袖の下などの高速プレイを考えて《魔力の櫃/Mana Vault》まで採用し、定番の印鑑＋3マナファクト2種も採用。
目指すは10ﾏﾅということで、重く強力なマナファクトとして《金粉の水蓮/Gilded Lotus》を採用。《スランの発電機/Thran Dynamo》は色拘束のきつい青黒ではきつい。
マナソースがアーティファクトばかりで恐いですが、色的に仕方ないのです。
最後に土地を。
まず、BtBとハイタイド、シャックルを採用しているという理由から特殊土地は出来るだけ採用したくありません。島は最低でも10枚以上欲しい。最低限の特殊土地を入れます。
Underground Sea、《湿った墓/Watery Grave》、青黒絡みフェッチランド全7枚。ここまでは採用しない理由がありません。
《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》モックスダイヤと同じく、2～3マナ域のアドカードを使用するため採用。最悪ダイヤの餌。
《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge》ドラルヌアンタップ強いです。パリンクロンいれば無限FB。
《古えの墳墓/Ancient Tomb》重いカードが多いので2マナランドは重要。裏切り者の都はデッキに合わないので不採用。
《統率の塔/Command Tower》2色だと本当に必要なのか？とは思います。再検討の余地あり。
《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》1ターン目に色マナ出せない土地に存在価値なんてありませんが、ハイブリッドランド持って無いのでしゃーなしで採用。ダメランのがいいかも。
後は島と沼をフィーリングで採用。黒黒を要求するカードがそれなりにあるので、沼を減らし過ぎないように。
あ、今回は《狡猾な願い/Cunning Wish》を採用しているのでウィッシュボートも忘れずに組んでおきます。
というわけで100枚＋10枚のEDHデッキが完成しました。どうでしょうか。
財政的に持ってないカードが多いので「どうしてこれが入ってないの？」というのもあるとは思いますが、そこは容赦してくださいｗ
とにかく、「使いたいものを入れる」「無駄なカードをいれない」「」
当然今後の改良点もありすぎるほどあります。
黒いクリーチャーを除去できないので《猿術/Pongify》《喉首狙い/Go for the Throat》のスペースを空ける、ゲドン食らっても大丈夫なように《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》のスペース確保、ManaDrainやTimeTwisterの入手など…。
そんな未完成な状況でも、十分戦えるデッキとして完成しました。
使いたいカードがあれば、とにかく組んでみるのが一番ですね。そっから調整しないのは無意味ですけどｗ
こんな感じで終わります。如何だったでしょうか？
使いたいカードを使って勝つ瞬間は最高ですね。
「指定は1996World Chanpionで！」（ﾄﾞﾔｧｯ
決してネタ切れなんかじゃないんだからねっ
さて、こういうのって大概「好きなジェネラルを決める」とこから始まってると思いますが、いきなり好きなジェネラルって言われてもねー、って人もいると思います。
というわけで表題にもあるように今回は「使いたいカード」からデッキを作ってみます。
自分の使ってるデッキでというと《始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragon》《精霊の魂、アニマー/Animar, Soul of Elements》《上位の大蛇、ささ弥/Sasaya, Orochi Ascendant》はジェネラルから決めているので、ドラルヌを例に出して構築開始。
まず、ドラルヌを構築する際に「使いたい！」カードとして選んだのが《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》。
知らない人もいないとは思いますが、一応カード紹介。
Laboratory Maniac / 研究室の偏執狂 (２)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたのライブラリーにカードが無いときにあなたがカードを引く場合、代わりにあなたはこのゲームに勝利する。
2/2
プレビューで初めて見たときからｷﾏｼﾀﾜｰ!!状態になったカードです。能力もイラストもフレーバーも好み。
さて、このカードはライブラリーを消し飛ばしてドローしたら勝ち、というクリーチャーです。
というわけでこのクリーチャーと相性の良い、ライブラリーを消し飛ばせるカードを探してみましょう。
Thought Lash
Demonic Consultation
《命運の鏡/Mirror of Fate》
《地ならし屋/Leveler》
《預言する妖術使い/Divining Witch》
後は無限ドローでも勝てますが、無限ドローなんてデッキ構築してたら放っておいても出来るんでとりあえずスルー。
上記に上げたカードのうち、実用に耐えるものを選びます。
妖術使いは召喚酔いするので論外、命運の鏡と地ならし屋は重い上に使い道が無いので除外。
スルーラッシュはまあ使い道が無くはないものの、重さが気になるのでスルー。
偏執狂が除去されると終わってしまうコンボなので、ターンを返さずに決める＝軽いカードの採用となります。
というわけで偏執狂の相方はデモコンに決定。
ここまでで色は青黒が確定します。ここに色を足すかどうか、という選択。
今回は2色にしましたが、よく考えれば白を足せばセファリッドブレックファーストで偏執狂を吊り上げて勝ち、というプランが取れるので足すべきだったかもしれません。完全に忘れてた
まあBtBも使いたかったからいいもんね！ということに。
カラーが青黒に決まったところで、ジェネラルを決めましょう。
青黒の定番といえば《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae》ですが、こいつは自身がフィニッシャーすぎて偏執狂を使う意味をあまり見出せない＆身内で使ってる人がいるのでスルー。
他に何かいないかなー、どうせなら面白くて実用的なのがいいなー
《死者の王、ドラルヌ/Dralnu, Lich Lord》
《死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born》
《川の殺し屋、シグ/Sygg, River Cutthroat》
《目覚めし深海、レクシャル/Wrexial, the Risen Deep》
《噛み付く突風、ウィドウェン/Wydwen, the Biting Gale》
びっみょー
グレムグリンはサクリ台になれるのはいいけれどウーナの下位っぽいので無し、レクシャルとウィドウェンは一回組んだので無し。
というわけでシグかドラルヌということに。シグちゃんもいいんですが、ドラルヌの後ろ向き過ぎるマイナス能力が気に入ったのでドラルヌに。
Princess Lucrezia？ いねえよそんなクリーチャー。
さて、ここまでで《死者の王、ドラルヌ/Dralnu, Lich Lord》でデッキを組むことが決まりました。当然青黒。
あとは偏執狂とデモコン、偏執狂が除去されないように《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir》までは決まり。
残り96枚、とりあえず、青と黒が入っていたらほぼ固定といえるカードを詰め込みましょう。
《リスティックの研究/Rhystic Study》
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
Demonic Tutor
Arcane Denial
Force of Will
《誤った指図/Misdirection》
《否定の契約/Pact of Negation》
《闇の腹心/Dark Confidant》
《金粉のドレイク/Gilded Drake》
《渦まく知識/Brainstorm》
《思案/Ponder》
《定業/Preordain》
Lim-Dul’s Vault
こんなところかな。
続いて、青黒2色でテフェリーと使うということで重めのデッキとなることが予測される。
さらに、ドラルヌの召喚酔いを説く必要があるので中～長期戦を見据えたカードを入れる。。
速攻デッキに比べてカウンター、除去、重めのドローソースをマシマシで。
《粗石の魔道士/Trinket Mage》
《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》
《未来の大魔術師/Magus of the Future》
《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》
《闇の後見/Dark Tutelage》
《思考の泉/Mind Spring》
《時のらせん/Time Spiral》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《袖の下/Bribery》
Mystic Remora
《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》
《法務官の掌握/Praetor’s Grasp》
《殺戮の契約/Slaughter Pact》
《殺し/Snuff Out》
《滅び/Damnation》
《苦痛の命令/Decree of Pain》
《対抗呪文/Counterspell》
《交錯の混乱/Muddle the Mixture》
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
《エンチャント奪取/Steal Enchantment》
ここでパーツの取捨選択もしてしまいましょう。
例えば黒の定番パーツ、《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》。
強力極まりないカードですが、ドラルヌとのアンチシナジー＆効果的に使用するためには《暗黒の儀式/Dark Ritual》などのマナ加速を採用する必要があり、スロットを圧迫するので不採用にしました。
しかし、フェッチの再プレイや墓地対策カードを切らせるなど、未だに採用していないのが正解かは分かりません。買うのが嫌だった可能性までありますｗ
ここまでで残り62枚。次は勝ち筋の増加を試みます。
青黒といえば定番のモノリス系無限マナですが、無色しかでない以上それするならウーナのが万倍強いので採用せず、空いたスロットはユーティリティに回す。
テフェリーの採用は決まっているとはいえ、《知識槽/Knowledge Pool》はいま一つなので不採用。それよりも単体でもそれなり使えて、尚且つ軽い勝ち筋を探します。
法務官の掌握まで入っているので、他デッキでの採用率も考える。
《パリンクロン/Palinchron》＋High Tide
ハイタイドは高速でのスフィンクスの召喚や、重いカードのキャストに使えないことも無いので自然に盛り込めます。
逆に、ウーナと違って無限マナだけでは勝てないので他のカードも合わせて採用する。幸い、ドラルヌがいれば墓地のカードをFBしてなんなりと勝てるのでそこまで気にしなくてもいいですけど。
今回はユーティリティを兼ねて、既に入れている思考の泉の外に《狡猾な願い/Cunning Wish》を採用。
《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》＋生き埋め
オニギリのオラクル改定のおかげで黒だけで勝てるように。必要スロットが生き埋め、ウーズ、オニギリ、トリスケと4スロットも食うが仕方ないです。
必要マナが4と軽いのが長所、欠点は《拭い捨て/Wipe Away》で止められるのと墓地対策に弱い点。
墓地対に関してはどうせテフェリーじゃ止めれないし、ドラルヌの能力的に墓地を残したいのでむしろ墓地対を誘う意味でも悪くないです。
《核の占い師、ジン＝ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》＋《納墓/Entomb》＋リアニメイト呪文
《納墓/Entomb》はドラルヌと凶悪にシナジーってる（実質デモチューみたいなもの）上に、ウーズコンボで釣竿は入っているので無駄スペースなく採用。
重めの構成になっているのでギタクシアスは素プレイも可能。ボブがめくったら死にたくなりますが無害です。
《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》＋いろいろ
種になるマナファクトはどうせいっぱい入ってるし、使わない理由は無い。無限マナ無限ドロー無限バウンスとは素敵。
思い上に除去耐性なからテフェリー前提なのが泣けますが、きっと気のせいです。スペース1枚で良いのは素晴らしい。
未来予知＋独楽＋《エーテリウムの彫刻家/Etherium Sculptor》
こちらもスペース1枚で採用。《雲の鍵/Cloud Key》とのニ択になるが、
1、青い
2、モノリス不採用＝アーティファクトサーチを減らしている
3、3マナ変成カードの不採用
4、《激浪の多相の戦士/Riptide Shapeshifter》ちゃん可愛い！
ということで彫刻家を選択。それほど重要なコンボではないので割と気軽にFoWできります。
勝ち手段の増加はここまで。
無限マナ無限ドローからの勝ち筋が少ない(潮吹きの暴君、偏執狂、ウーズ、願いを全て抜かれると勝てない)のが気になりますが、《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》のような単体で弱いカードを入れるのには抵抗があるのでそのまま。
さて、次はジェネラルと相性の良いカードを入れていきます。
既に挙げていますが、《納墓/Entomb》のようなカード達ですね。当然、1枚でも強いことが前提。
《時間のねじれ/Time Warp》
《時間操作/Temporal Manipulation》
《時間の伸長/Time Stretch》
《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
追加ターン系は召喚酔い系ジェネラルの定番カード。ドラルヌ＋ねじれから次ターンには11マナ出ることになるので、ストレッチまで入れる。若干オーバーキル臭。でも楽しいから良し。
グリーブは《千年霊薬/Thousand-Year Elixir》も考えましたが、他にタップ能力持ちクリーチャーがいない＆なんだかんだクリーチャー多いのでグリーブに。
どうしようもなくなったときに偏執狂に装備させてエンドしたりも出来ます、一応。
さて、そろそろ枠も無くなってきました。土地＋マナソースを入れるともうあまり余裕がありません。
後は好みでオシャレ枠と各種メタカードを入れます。
《激浪の多相の戦士/Riptide Shapeshifter》オシャレ枠
《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》墓地対は嗜み。
《基本に帰れ/Back to Basics》2色の嗜み。
《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》オシャレ枠。ハイタイド＋BtBで基本土地も多いので。
最後は土地とマナソース。マナソースから行きましょう。
まず、EDH最強カードであり全てのデッキに入るMana Crypt。それには多少劣るものの、まあそれなりに強いSol Ring。
ボブやリス研、アリーナといった強力なカードを少しでも早く出す＆BtBに縛られない土地ということで《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》を採用。
長期戦視野のこのデッキでは《水蓮の花びら/Lotus Petal》は使えませんし、《金属モックス/Chrome Mox》は超強いですが「持っていない」という泣ける理由により不採用に…。
スフィンクスや袖の下などの高速プレイを考えて《魔力の櫃/Mana Vault》まで採用し、定番の印鑑＋3マナファクト2種も採用。
目指すは10ﾏﾅということで、重く強力なマナファクトとして《金粉の水蓮/Gilded Lotus》を採用。《スランの発電機/Thran Dynamo》は色拘束のきつい青黒ではきつい。
マナソースがアーティファクトばかりで恐いですが、色的に仕方ないのです。
最後に土地を。
まず、BtBとハイタイド、シャックルを採用しているという理由から特殊土地は出来るだけ採用したくありません。島は最低でも10枚以上欲しい。最低限の特殊土地を入れます。
Underground Sea、《湿った墓/Watery Grave》、青黒絡みフェッチランド全7枚。ここまでは採用しない理由がありません。
《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》モックスダイヤと同じく、2～3マナ域のアドカードを使用するため採用。最悪ダイヤの餌。
《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge》ドラルヌアンタップ強いです。パリンクロンいれば無限FB。
《古えの墳墓/Ancient Tomb》重いカードが多いので2マナランドは重要。裏切り者の都はデッキに合わないので不採用。
《統率の塔/Command Tower》2色だと本当に必要なのか？とは思います。再検討の余地あり。
《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》1ターン目に色マナ出せない土地に存在価値なんてありませんが、ハイブリッドランド持って無いのでしゃーなしで採用。ダメランのがいいかも。
後は島と沼をフィーリングで採用。黒黒を要求するカードがそれなりにあるので、沼を減らし過ぎないように。
あ、今回は《狡猾な願い/Cunning Wish》を採用しているのでウィッシュボートも忘れずに組んでおきます。
というわけで100枚＋10枚のEDHデッキが完成しました。どうでしょうか。
財政的に持ってないカードが多いので「どうしてこれが入ってないの？」というのもあるとは思いますが、そこは容赦してくださいｗ
とにかく、「使いたいものを入れる」「無駄なカードをいれない」「」
当然今後の改良点もありすぎるほどあります。
黒いクリーチャーを除去できないので《猿術/Pongify》《喉首狙い/Go for the Throat》のスペースを空ける、ゲドン食らっても大丈夫なように《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》のスペース確保、ManaDrainやTimeTwisterの入手など…。
そんな未完成な状況でも、十分戦えるデッキとして完成しました。
使いたいカードがあれば、とにかく組んでみるのが一番ですね。そっから調整しないのは無意味ですけどｗ
こんな感じで終わります。如何だったでしょうか？
使いたいカードを使って勝つ瞬間は最高ですね。
「指定は1996World Chanpionで！」（ﾄﾞﾔｧｯ
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